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北大東島、南大東島の違い。島の雰囲気や島民の方の印象など。

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北大東島と南大東島。距離は10キロほどしか離れておらず、日本一短い航路と言われています。フライト時間はわずか20分。・・・とはいっても、実際に飛んでいる時間は10分くらいだったように思います(笑)離陸したと思ったらすぐ着陸です。
そんな北大東島と南大東島ですが、島民の方の雰囲気、島の見どころは大きく違います!!

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北大東島の特徴

とにかく小さい島です。
the離島感を味わえるのは断然北大東島です。
​「何もない・・・」と思わずつぶやきたくなるような、何もない島です。
でも、それがいい。

心の底からこの島は人気が出てほしくありません。

​ただただ夕日が落ちるのを海辺で眺めたり、サトウキビ畑に大量発生したピンク色のイナゴの大群を見て​腰を抜かしたり、燐鉱石貯蔵庫跡でひたすら写真撮影に興じたり、はたまた釣りをしたり。
一人で夕食を食べていたら、島の方々に声をかけていただき一緒に飲ませていただいたり。

いろんな離島に行っていますが、こんな島ありません(笑)
離島感(島の人、島の雰囲気)についてはこの島が真骨頂だと思っています。
(なお、自然の真骨頂は小笠原諸島でしょうか(ΦωΦ))

観光客が歩いていると、島民の方には絶対覚えられます。⚫︎⚫︎な感じの女性が日傘をさして歩いていたよね、とか、自転車に乗っていたよとか、丸わかりです。少なくとも北大東島の中で自分は隠れられる気がしません。

北大東島の見どころ

島の見どころで有名なのは、燐鉱石貯蔵庫跡、​沖縄海、長幕​あたりでしょうか。

燐鉱石貯蔵庫跡


大正8年に建てられた燐鉱石貯蔵庫跡。
北大東島は燐鉱石の採掘事業が盛んだったんだとか。
島の人に伺うと年々崩壊が進んでいるものの、「産業遺産」に登録されたためいずれ復元されてしまう予定ということです。
廃墟好きの自分としては少し残念なような気もするのですが、復元されるのはまだまだ先ということで、後一度くらいは訪れてみたい歴史を感じさせられる場所でした。

アーチ状のトンネルの中を覗き込むとついつい入りたくなってしまいますが、石やコンクリートが風化してもろくなっていることから、入らないようにしてください!

沖縄海


沖縄海は北大東島にある人工プールです。

プールとはいっても海水がそのまま入ってくる「半分海の海水プール」です。
夏場は島の子どもたちもこのプールで遊んでいるそうです。

時季さえよければシュノーケルをしようかなと思っていたのですが、訪れたのが4月で海に入るには涼しかったのでやめておきました。
波が打ち付ける様子を見ているだけでも面白いです。

長幕

北大東島本来の植生が残る「崖壁および崖錐の国指定天然記念物特殊植物群落」に指定された丘。
サトウキビ畑を取り囲むようにぐるりと続いている濃い緑色の長幕と、北大東島の赤茶色の土のコントラストが印象的でした。

長幕は島の開拓が行われず、他の島では滅んでしまった希少な植物など、北大東島の固有種や絶滅危惧種が数多く自生しているそうですよ。
(ユズノハカズラ、ルゾンヤマノイモ、ヒメタニワタリなど)
ただ、近くに行ったり、中に入ったりすることはできません。もちろん、植物の持ち出しも厳禁です。

ちなみに、国の天然記念物に指定されているダイトウオオコウモリの休息場所にもなっているそうなので、活動している時間帯に運が良ければ見られるかもしれませんね。

正直、有名な観光スポットは少ないです。でも、それを差し置いても、北大東島の離島の温かみは素晴らしいものがありました
離島とは言っても都会化されている離島も多々あるわけで、こういう離島の温かみを感じられる離島は本当に希少です。

ちなみに、大東島への旅行は2泊3日​(北大東島1泊、南大東島1泊)で訪れたのですが、南大東島へのフライトの前に北大東島を観光しようと思ってい​たところ・・・
到着日の夜にたまたま同じお店にいて​一緒に飲んだ島の方々が島案内をしてくださりました​!!!

ただの観光客にここまで優しくして頂いて、​今でも感謝しきりです。

​おまけ:北大東島のスナック・ひで坊

島の方に連れて行っていただきひで坊というスナックにお邪魔しました!
写真を撮るのを失念したので写真はありません・・・。

店の入り口は正直、観光客には入りにくいです(ΦωΦ)

ただ、店内は結構広いです。
カウンター+テーブル席がありました。

お店のママさんはひでこさんとおっしゃる方で明るくて気さくなとても素敵な女性でした!!
北大東島クオリティの離島随一の優しさでおもてなししていただけますよ~~( *´艸`)

南大東島の特徴

北大東島と比べると断然都会です。
島の方も都会っぽい雰囲気を醸し出しています。​
一言でいえば、

北大東島:(観光客が)歩いていると注目される&何かしら声をかけられる
南大東島:観光客がいても島民の方は興味を示さない

といった、「都会の無関心・都会の流儀」が南大東島にはどことなくあります。

ただ、それが悪いというわけでは全くないです!
それだけ、南大東島のほうが観光客が訪れていて、北大東島は観光客自体が少ないということの表れだと思います。

​北大東島と南大東島の差で、島の雰囲気という点で南大東島の方が都会!と思った理由としては以下の二点が挙げられます。

北大東島との違い①自販機が多い&ちゃんと稼働している

北大東島でショックだったのは自販機を見つけてもほとんど稼働していないことです(笑)
そもそも自販機もほとんどありません。
稼働している自販機を見たのはハマユウ荘内にある自販機と北大東空港の自販機だけでした。(あることに気づいていないだけかもしれませんが・・・)

北大東島では、飲み物は自販機を見たら買っておいたほうが安心です。
なかなか稼働している自販機に巡り合えないこともあり、飲み物を持っていなかったら悲惨ですので・・・( ˘•ω•˘ )

南大東島の特に中心部は何台も自販機がありますし、全て稼働しているように思いました!

北大東島との違い②スーパーマーケットが4店舗ある

先に北大東島に行ったこともあり、こんなにスーパーがある!?とちょっとびっくり(笑)

多分、北大東島には玉置商店と北大東生活店舗の2か所しかなかったような・・・
地元の方が使うようなお店はもっとあるのかもしれませんが、観光客の自分には二か所しかわかりませんでした。

「都会っぽい」とはいっても普段の生活からすると全然どちらも離島感あふれていますが、北大東島と南大東島を比較すると断然、南大東島が都会なのです(笑)

北大東島との違い③食事処が(北大東島より)多い

グーグルマップ検索で出てきた南大東島の食事処はこんな感じです。

一方北大東島はこんな感じ。

検索に引っかかってこない食事処があること&食事処ではないスポットがアーカイブされていて、それぞれの数は正確ではないのですが、飲食店の数の差はお分かりいただけると思います( *´艸`)

南大東島の見どころ

人工プールの海軍棒プールや、星野洞が有名です。

海軍棒プール

砂浜がない南大東島にある人工のプール。
(北大東島にも砂浜はありません)

プールとはいっても海水がそのまま入ってくる「半分海の海水プール」です。
そのため、小さい魚やヒトデなども入り込んでいるので、シュノーケルをしても面白いとのこと。
深さは場所にもよりますが2m前後はあるそうです。

干潮の際にはもう少しプールのふちが見えているそうなのですが、満潮が近かったためか太平洋とつながっているようにも見えます。
この日は想像より波も荒くて波しぶきが上がっていたので、波が高いときにはあまり端の方にはいかないほうがいいかもしれません。

地元の子どもたちも夏にはこのプールで遊んでいるそうです。

星野洞

星野さんの畑の下にあるため「星野洞」という名前が付けられているそうです。

南大東島の鍾乳洞は世界でも珍しい鍾乳石がふんだんにみられることから、世界から研究者が訪れるとのこと。

この「星野洞」のすごいところは、運が良ければ一人っきりで鍾乳洞を独占できること。
係りの人はいません。
同じ時間帯で別の人も予約していると1人では見られないのですが、私は一人っきりで見学することができましたよ。

余談ですが、南大東島では鍾乳洞(星野洞ではありません)でケイビングをすることができます。(※要ツアー参加)
畑の中心にある木の根の隙間から地下に降りていくと、目を見張らんばかりの鍾乳洞と地底湖が広がっている・・・。
南大東島のケイビングツアーに参加して、この鍾乳洞&地底湖探検を行ったのですが非常に美しい鍾乳石をたくさん見ることができました。

【準備中】
南大東島のケイビングツアーで地底湖探検!鍾乳洞に響く水の音に癒される

離島感を味わうには北大東島が日本の離島の中で一番ですが、南大東島の鍾乳洞も離島が誇る自然としてはTOP3には入ります。
(何度も言いますが自然の1番はやっぱり小笠原諸島)

鍾乳石は死んでしまうと光を通さない=白く濁るのですが、南大東島には生きた鍾乳石が数多くありました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
10kmほどしか離れていない北大東島と南大東島ですが、島の雰囲気や島民の方の印象は大きく異なります。
南大東島のほうが有名なので南大東島のみ行かれる方も多いようなのですが、(人気が出すぎると嫌なのであんまりおすすめしたくないものの(笑))ぜひ、北大東島にも足を延ばして南北大東島の良さを体感してみてくださいね!

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