【３】日帰りで親知らずを4本抜くために準備しておくこと

コトーです。
無事、日帰り親知らず抜歯（4本）をしてくれる歯医者さんが見つかりほっと一息。
なにもかも終わった今、準備しておくべきこと、準備しておいてよかったことをまとめました。

抜歯の話を早く読みたい方は、こちらにどうぞ。
【４】抜歯当日（前編）：大阪上陸！下の2本はあっという間

準備しておくべきこと
準備しておいてよかったこと

準備しておくべきこと

1.消毒＆抜糸をしてくれる歯医者探し

※親知らずの日帰り4本同時抜歯で遠方に行く場合or消毒＆抜糸をやっていない歯医者の場合

日帰りで4本抜くというのはおそらく特殊です。
そうしたいという人も少ないし、歯医者さんも同時には抜きたがらない。

それは、やっぱり体に負担がかかること、抜歯にかかる時間がわからないことが理由としてあげられます。

体にかかる負担という意味では、自分は顔がパンパンに腫れて3日後まで固形物は食べられませんでしたし、抜歯翌日から熱が出ました。そして、とにかく喉が痛かったです。。
抜歯にかかる時間は、レントゲンだけではわからないことらしく、根が複雑で思ったより時間がかかった！ということもあるそう。
そうなると、患者にも負担がかかるし、後の予約もおちおち入れられないことになるんですね。「親知らずの抜歯に時間がかかってて、2時間後にまた来てください」なーんて言われたら困っちゃいますもんねw

自分の場合は関東在住、抜いてくれたのは関西のセンセイ。
当然、翌日の消毒（もちろん1泊すれば可能）、約10日後の抜糸には通えませんでした。
とはいっても、そもそも親知らずは抜歯専門で、消毒＆抜糸はしませんという歯医者さんだったんですけれど(;´･ω･)

ですから、必ず！4本同時抜歯する方はその歯医者さんが消毒と抜糸をやっているのか、やっていたとして通えるのかを確認してください！
不可だった場合は近所で探すか、もしかかりつけの歯医者さんがいらっしゃるのであればそのセンセイに相談してみてください。

なお、コトーはそれまで通っていたK歯科がもともと少し遠方だったこと、様子見しましょうと言われたのに自分で抜いてくれる歯医者さんを探してしまったことが後ろめたくて、K歯科から近所の歯医者さんに転院してしまいました。
いきなり消毒と抜糸で行くのもなんだかなあと思ったので、歯のクリーニング（定期健診）で抜歯の一か月半前くらいに受診しに行きましたよ。
とてもいいセンセイで、レントゲンを撮ってもらって（その歯医者さんでは初診は必ず撮るそうでした）親知らずの話になったときに「実は・・・」と切り出したら、難易度の高い親知らずなので他で抜いてきてもらったら逆に助かります、消毒と抜糸には来てください。と言っていただけました！

2.抜糸後の食事の準備

腫れ具合は本当に人によると思います。
水平埋没智歯（下）を2本同時に抜いても全く腫れなかったという人もいれば、1本でものすごく腫れた！という人もいます。
一般的に言われているのは、時間をかけずに抜けると腫れもそのあとの症状も比較的穏やか…ということ。
※ただし、自分は4本40分で抜いてもらったのに酷く腫れました。

繰り返しになりますがどれだけダメージをくらうかは抜歯後でなければわからないので、流動食的なものの準備を心からお勧めします！
※自分は、親知らずの名医に抜いてもらうこと、根拠のない自信があったことwからちょっと甘く見ていました。

別記事でも紹介しますが、口にいれやすかったのはこちら。

・バナナ牛乳
・飲むヨーグルト
・ヨーグルト
・赤ちゃん用のおやつ（ハイハインやがんばれ野菜家族）
・パックに入ったスープ（コーンポタージュ）
・ウィダーインなど

自分は抜歯の翌日、翌々日は上記のものを飲んでいました。（当日は午前中に抜いてそのあと絶食。食べられなかった…）
なので、念のため6食分以上は準備しておいたほうがいいです。

もし全く腫れず、普通のものが食べられれば風邪ひいたとき用にでもとっておいてくださいw

3.（最低限）翌日の休暇の確保

翌日は消毒があります。
自分は、その消毒を午前中に行って、午後から仕事に行くつもりでした。

が・・・

そんな元気ありませんw

顔が腫れて口が閉まらないほどでした。（個人差あり）

4本同時に抜いたとかそういうのは関係ないんじゃないかな。抜くのに時間がかかったならわかりますが、所要時間は4本で40分だったのです。
骨をかなり削ったので腫れるかもしれません、と抜歯をした歯医者さんで言われたのでおそらく骨を削ったことが大きく影響しているのだと思います。

上司にはこうメールしました。

●●課長

おはようございます。
【本名】です。

昨日親知らず抜いてきました。

口がものすごく腫れています。

本日午後出社の予定だったのですが、年内お休みをいただけないでしょうか。
本当に申し訳ございません。

結局、年末年始の休みと合わせて、9連休とってしまいました。

4本抜くと決めている方は、なるべく多くお休みをとったほうがいいかもしれません。
ただ、自分の場合は抜いてから3日目には部屋の大掃除ができるくらいには回復していました！

準備しておいてよかったこと

ここからは必須ではないけれど、準備しておいてよかったことを紹介していきます。

1.周囲への根回し

自分は年末に抜歯の予約を入れていました。
平　平　平　休　休・・・
↑抜歯の日

万が一の場合を考えて、抜歯の予約を入れた11月の時点で上司、12月に入ってからは業務の関係がある社内の他部署の人に年末に親知らずをまとめて抜くことを話し、業務のスケジュール調整を行いました。

抜いた翌日午後には出社しようと思っていましたが、前倒しできるもの、後ろ倒ししたほうがいいものを選別し担当者に話しておくことで、万が一の場合は休める環境を整えておきました。結局、年内の平日はすべて休んでしまったので、自分の場合はこれをしておいて正解でした！

たまたま周囲には親知らずで苦しんだ人が多く、「歯並びね、わかるわかる。早く抜きな～」「自分の時は腫れてつらかった。無理無理、来られないよ。休んでいいから」と優しい言葉をかけてもらったり。
可能であれば、周囲への根回しはやっておいたほうがいいと思います。迷惑も最小限に抑えることができますし、自分も気持ちが楽ですよ！

2.前日までに食べたいものを食べる！！

しばらく本当に食べられません。
腫れて噛めない（腫れすぎると歯が合わないんですよ・・・）です。

4本抜くと、両側腫れてハムスターのようになるので、本当に食べようがありません。しかもそのうえ、コトーの場合は口があかなくなりました。最も悪いときは小指1本分しかあかず、食べるのに難儀しましたw

いろいろ挑戦してみましたがたとえば、

おにぎり、寿司【抜いて3週間後でも口があかないので食べられない】
ラーメン、スパゲティ等の細めの麺類（うどんは太いので切って術後からでも食べられる）【食べられないのは2週間くらい】
とんかつ（サクサクの衣とお肉が強敵）【食べられないのは2週間くらい。それくらいから小さく切れば食べられる】
白米（口の中でバラバラになると腫れた内側のほほと歯の間に挟まって取れなくて気持ち悪かった）【食べられないのは10日くらい】

意外なところではしばらくレタスがきつかったです。全然飲み込めるサイズにならない(笑)
口が腫れて歯が合わないほどだったので、かまなければならないものは全部NGです！

自分は白ご飯に納豆が好きなので、前日はしっかりそれを堪能しました。

3.タフトブラシ

タフトブラシとは細い歯ブラシのことです。
万が一の事態、万が一ひどく腫れてしまって頬の内側まで腫れてしまったり、抜歯の後遺症で口があかなくなってしまった場合、普通の歯ブラシでは歯磨きもままなりません。
私はひどく腫れてしまったので、この細い歯ブラシが大活躍しました。
念のためですが、購入しておいたほうがいいと思います！