一人遊びが好きで、よく一人で車に乗って出かけます。
ひとり旅でも99%レンタカーを借りるので、運転の機会は普通の会社員にしては多いほうだと思います。
ただ、運転の機会が多い分、うわ、危ない!!!!!!と思うことも今までに何度もありました。
事故は、ドライバーが危険かもしれない、と知ってさえいれば防げるものも多くあります。
そして、歩行者や自転車に乗る方。
ドライバーももちろん注意して運転しています。が、急な飛び出しや急な方向転換は事故の元です。車には死角があります。普段運転しないという方もこのテーマの記事を読んでいただけると嬉しいです。
では、自分の猛省も含めてひとり旅で経験したヒヤリハット事例集、また運転中に見かけた危険なシーンをまとめていきたいと思います。
ヒヤリハット事例集1:右折車両と横断歩道を走る自転車
シチュエーション
※図と併せてごらんください。
・横断歩道の信号は青点滅
・右折専用レーンで対向車が途切れたことから何台も連なって右折している
・自分の車から見て手前側に横断歩道の上に駐車している車両あり
・停止線をはみ出して止まっている車両あり
[特記事項]
自分(赤)は少し急いでいてこの信号で右折してしまいたかった。
教習所の例にもなりそうな危険なシーンです。
この信号、一度赤になるとなかなか青になりません。急いでいたこともありこのタイミングで右折してしまいたい・・・ただ、自分(赤)も危ないかも、とミラー&振り返り確認を確実に行いました。
ヒヤリハット!!
歩行者と自転車がいないことを確認して、さあ右折!!
あーーーよかった、信号待たないですんだ。
さ、前の車も行ったしアクセルを踏んで・・・
と思ったのもつかの間。
!!!!
横断歩道にとまっている車の後ろから!!!!!
スピードに乗った自転車が!!!!
泣きそうなくらい焦りました。
間一髪ブレーキを踏んだことから事故にはなりませんでしたが、0.5秒ブレーキを踏むのが遅れたら間違いなく引いていました。自転車まで30cmくらいしかなかったと思います。猛省です。
死角ってあるんです。本当に。
確認しすぎもまた事故の元なんですが、いかにも危ないシーンでは2度確認しても多すぎることはありません。
ドライバーの教訓
前の車が右折したからといって安心しない
前の車が右折すると、自分もいけるかも・・・と思ってしまいませんか?
でもそれ、教習所時代や初心者マーク時代にしていたことでしょうか。
運転に慣れると「流れに乗る」ことを意識するあまり、そういうシーンで安全確認がおざなりになってしまっていないでしょうか。
この事例では危ないかも、とは思っていたのに前の車が行ったし、1度確認して大丈夫だったからアクセルを踏んで早く進もう・・・と思ってしまったところにも問題がありますね。
慣れてきたころにこそ、事故は起こります。
時間に余裕を持って行動する
どんな理由であれ、急いでいると普段しない無茶な運転をしてしまったりします。
そういう時に限ってタイミング悪く・・・ということも考えられるのです。
そして、のっぴきならない事情で●時●分までに○○に行かなくてはならない、というシチュエーションの場合。
例えば身近な人の危篤で1分1秒を争う事態のときこそ、ドライバーからは見えないところがあるということ、予期せぬ行動をする自転車や歩行者があることを認識して、いつも以上に安全を心がけるべきです。
死角があることを再認識する
教習所で散々教えられる死角。
見えないところはある、と知っていても今までの運転歴(8年)で死角によるヒヤリハットがあったことは実際1度もなかったのも事実です。
このシーンではおそらく、自転車は自分(赤)が右折に入り始めた時点で青い車の影にいたのです。
それが運転席から全く見えませんでした。
本当に危ないです。
今まで一度も危険な思いをしたことがないwというドライバーこそ、死角の危険性を再認識しなければなりません。
ブレーキパッドはケチらずに換える
今回、間一髪でぶつからずに済んだのは、新車でブレーキパッドが新品だったことも理由の一つだと思います。
走行距離が多くなってくるとブレーキパッドが摩耗します。
次の点検までに何キロくらい走りそうですか?走行距離によってはブレーキパッドの交換が必要です。
と言われたことがある人もいると思います。
ブレーキパッドは基本的には基本的には10mm、これが2~3mmになったら交換時期です。
1万キロの走行で1mmずつ摩耗していくといわれています。
思い当たる節があれば、ケチらずに交換してください。
ブレーキを踏んだのに滑って人を引いてしまった・・・なんてことになったら目も当てられません。
横断歩道の上に車を停めない
青い車が問題です。
そもそも横断歩道の前後5mには車を停めてはいけません。
車同士、わざわざ死角を作りだす必要は全くありません。
また、停止線をはみ出している車も問題ですね。
悪い状況が重なると、最悪のシチュエーションを生み出してしまいます。
自転車の教訓
物陰からは飛び出さない
ドライバーも気を付けています。
が、どうしても見えないことがあるのも事実です。
自身の身を守るためにも、物陰からは飛び出さない=自転車であれば減速することを意識していただけると嬉しいです。
もちろん、自身が自転車に乗っているときも同様に気をつけるつもりです。
青点滅で無理に渡ろうとしない
物陰からは飛び出さないともかぶりますが、青点滅で無理に渡ろうとするとペダルを踏みこみいつも以上のスピードを出してしまうことと思います。
急いでいる事情はあると思いますが、無理な横断は危険です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
車を運転する我々は交通弱者である歩行者や自転車等に十分注意する必要があります。
が、なかなか事故が減らないのも事実です。
運転する方も自転車の方も、それ以外の方も「こういう事例がある」と、頭の片隅に置いておいていただけると嬉しいです。
特にソロドライバーの皆さん、運転席から見えない死角は確かに存在しています。
お互い気を付けて防げる事故は自分で防ぎましょう。
では、よいひとり旅ライフをお過ごしください!
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