星が趣味です。
とは大声で言えない程度にしか星の写真は撮っていないのですが、星を撮る際の使用カメラやレンズ等について紹介したいと思います。
カメラ
CANONやSONYなど、ほかにも有名なカメラメーカーがある中、なぜ
理由はただ一つで「アストロトレーサー」が使えるから。
リコー(PENTAXは2011年にリコーに買収されました)のHPでも天体観測に便利なアストロトレーサーと紹介されています。
つまり、一台4、5万円もするような赤道儀を買わずとも、撮影の際に極軸合わせをしなくとも、簡単に星を追尾して点で撮ることができるのがPENTAX!
なぜ、KPか・・・となると強いて言えばISOの感度が高かったこと、一眼レフを購入しようと思った際にPENTAXのなかで一番新しかったのがKPだったこと、予算がはまったから、でしょうか。
一眼レフ本体で出せる予算が11万円程度だったため、たとえばPENTAX K-1等は本体だけで17万円ほどしてしまうので購入できず・・・。
とはいえ、KPを使用し始めて1年ほど経っていますが、特にまだこれといった不満はありません!
PENTAXKPの詳しい記事はこちらに書いています。
レンズ
超広角ということで、どうしても人物が入り込むような写真を撮ると両端のゆがみが目立ちますが、星や景色を撮るときにはやはり迫力が出ます。
一人旅をしているときはほとんどこのレンズをつけっぱなしです。
撮る人もいないので・・・(笑)
なお、自分が購入した際は70000円近くしました。
その他に持っているレンズはこちらです。
三脚
星を撮るための三脚に必要な条件は以下の通り。
- 重いこと(できれば3kg以上)
- 3段(伸縮の段数です。4段以上は不安定になるので星撮影にはお勧めしません)
- 自由雲台
三脚はVANGUARD Abeo Pro 284Atbを使用しています。
私が使用している三脚は廃盤になってしまいましたが、後続品が出ています。
星を撮る際の三脚で重視したことは「重いこと」。
軽いカーボンの三脚も売っている中なぜ重い三脚を買うかというと、風で三脚が揺れるとぶれるからです。
三脚に重りをつけたり、動かないようにする押さえるアイテム等もあるので、軽い三脚でも撮れないことはないと思いますが、風で倒れてカメラが壊れた!!とかになると嫌なので自分は重いタイプを購入しました。
私が持っているVANGUARD Abeo Pro は三脚自体の重さは3kgです。
多少の風ではびくともしません!
ほかにもこのあたりの三脚は重い&3段&自由雲台でおすすめです。
なお、雲台はもちろん自由雲台を選んでくださいね。
※雲台とは三脚のカメラ側の先についているやつです。
これが固定だと、自由に動かせないので星はうまく撮れないんですよね。
その他必要なもの
GPS UNIT O-GPS1(アストロトレーサー)
値段は20000円ほどしますが、これをつけて電源を入れるだけで、そう、電源を入れるだけで星を追尾してくれる優れものです。
GPS UNIT O-GPS1をオンにするのを忘れて撮っちゃだめですよ!
※何度も忘れているのは自分です。
GPS UNIT O-GPS1は星を撮る以外にも、通常の撮影で電源を入れておくと撮った場所の情報を取得できます。
iPHONEで見るとこんな感じです。
レリーズ
星の撮影でカメラのシャッターを押すと当然ぶれます。
レリーズがなければタイマー機能を使って撮影すればいいだけの話なのですが、毎回それは面倒なのでレリーズを購入しました。
PENTAX KPは純正のレリーズしか使えないと購入時に言われたので、純正を使っています。
4000円くらいでした。
ソフトフィルター
Kenkoのソフトフィルターを使用しています。
ソフトフィルターを使うと光がにじんで星が大きく見えます。
なくてもかまわないものですが、使用したほうが星はきれいに撮れるような気がして自分は使用しています。
予備のバッテリー
ずっとなくても構わないだろうと購入していなかったのですが、星を撮るような場所(=周りに何もない、つまり家からも宿からも遠い)でバッテリーが切れると・・・悲惨です。
カメラはただの箱と化し、半泣きで宿or家まで車を飛ばして帰ることに。。。
沖縄の大東島でこれをやってしまい、その後予備のバッテリーを購入しました。
あくまでも自分の使用機材ですが、使っているアイテムはこんな感じです。
でも実際、一番大事なことは天候なんですよね
コメント