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スキー場で衝突されたらどうしたらいい?体験談をお話します

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ヒトリストのコトーです。
先日、スキー場でスノボを楽しんでいたところ、グループの一人が後ろから子供に衝突されて救急車で病院に運ばれました。

スキー場で衝突された経験は初めてで、どうしたらいいか戸惑ったことが多々あったので、備忘録的に残しておきます。

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衝突の経緯

登場人物
身内A:衝突された側(スキー初級者)
身内B:目撃者(スキー上級者)
コトー:近くにいただけ(スノボ中級者)

子ども:衝突した側(スキー初級者・小学生低学年くらい)
父親:子供の父親(スキー初級者)
母親:子供の母親(スキー初級者)

人もまばらなワイドで見通しの良い中級者バーン(斜度25度程度)でのんびり滑っていたコトーグループ。

上級者の身内Bはさっさと行ってしまい、斜面の下のほうでこちらを見上げて待っておりました。
スキー初級者の身内Aはボーゲンで、コトーはずらしまくりのターンで(だって怖いし)スピードを落として滑っていたその時・・・

きゃーーーーーー

という悲鳴が聞こえ、斜面の左側にいたコトーが驚いてその声のほうを振り返ってみると・・・

身内Aとスキーを履いた子どもが雪面に倒れているではありませんか!

一瞬のことに驚いて固まってしまったコトー(情けない)、身じろぎもしない斜面下の身内B。。。

はっと我に返り、親は?とあたりを見渡すと、ボーゲンで斜面の上のほうから滑ってくる大人が。(父親でした)
ここで私も急いで身内Aのほうへ向かいます。

父親は身内Aが子どもにぶつかったと思ったようで、「大丈夫か!!!?」と、子どもに向かって問いかけ、身内Aをにらみつけておりました。

コトー
コトー

ただ、実際は、子供が身内Aにぶつかったというのが真相でした。

それなりに急斜面だったため、初級者の子どもはスピードをおさえることができず、身内Aに突っ込んでしまったのです。
親は親で同じく初級者であったため、子どもの後から滑っていて目を離していたとのこと。

身内Aはひたすら、「頭が痛い」「肩が痛い」「気持ちが悪い」と訴えていました。子どもは特にけがはないようでした。

またまた情けないことに、「こういう時どうしたらいいんだっけ?」と混乱するコトー。

後ろから滑ってきた見知らぬ方が、レスキューを呼んできますね、と言ってくださり、ああ、こういう時に呼ぶべきなんだ、と納得。

まず行うこと
  • 当事者が立ち去らないようにすること
  • 双方のけがの確認(訴えている症状等)
  • レスキュー隊へ連絡

当事者が立ち去ってしまうことも多々あるので、そうならないように留意することが必要です。

また、レスキュー隊への連絡は、周りに人がいればその方にお願いしましょう。

コトー
コトー

自分が頼まれた場合は、一番近いリフト乗り場の係員の方に事故があった「コース名」「様子」を伝えると良いです。

動けないほどの痛みがある場合は事故があった位置から斜面の脇に移動もできないかと思います。
(今回のケースはこれでした)

その場合は、スキーの板を事故があった場所より山側に「×」にして立てておくと、後から滑ってくる人に人がいることを知らせることができます。

レスキュー隊の方が来てくださってからは、彼らの言う通りにすればOKです。

なるべく痛みのない方法で、救護室に連れて行ってくださるので、我々も滑って救護室へ向かいました。

コトー
コトー

ちなみに、身内Bは最後まで斜面の下から事故現場に近寄ってきませんでした(笑)

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救護室に運ばれてからの流れ

事故の状況調書とお互いの連絡先を記入する

救護室で身内Aが応急処置を受けている間、レスキューの方が事故の状況調書を作成されていました。

コトー
コトー

誰が誰にぶつかったのか、けがの程度、場所等々を記載されていました。
なお、この状況調書はもらうことはできませんでした。

また、同タイミングでお互いの連絡先を記入する紙を渡されました。

身内Aは血圧200超え、顔色も土気色で書ける状態ではなかったので、コトーが代筆しました。

この紙は双方がコピーを持って帰ることができます。

今後の手続き(医療費の負担等)はこの紙に記載の連絡先にすることになります。

警察の現場検証を必要とするかどうか?

お互いの連絡先を記載する紙に「警察の現場検証を必要とするか?」という項目がありました。

結論から言うと、事故の当事者同士が責任の所在をはっきり認めている場合は「不要」でいいそうです。

コトー
コトー

レスキュー隊の方がおっしゃっていました。

必要とするケースは、どちらかが外国人で意思疎通ができない場合、双方の主張が食い違っている場合、等だそうです。

病院へ行った後の流れ

身内Aは頭を強く打っていたので、救急車で最寄りの病院へ搬送されることになりました。

身内B、コトーも同乗しましたが、精密検査の結果命に今すぐかかわるような所見はないとのこと。
ひどいむち打ちと軽い脳震盪、との診断でした。

ひとまず安心です。

ちなみに、保険証は念のため持参したほうが良いです。
ただ、後述する相手の「保険」が出るのであれば、自分の保険証は使うべきではありません。(10割を相手の保険で出してもらう)
病院に経緯を相談したうえで、判断を仰ぎましょう。

加害者の方との調整

相手の方へは、精密検査をした結果、今すぐ命にかかわるような所見がなかったことを電話でお伝えしました。

コトー
コトー

実は、事故があったのが2泊3日で滑りに行った初日の滑走だったので身内Aは非常に凹んでおりました。。。(笑)

その際確認するべきなのがこちら。

相手に確認すること
  • 個人賠償責任保険等の保険加入の有無

個人賠償責任保険とは、人にぶつかってけがをさせてしまった際や、高価な売り物を落として壊してしまった際などに使える保険です。
私は個人加入していますが、火災保険などについていることも多いようですね。

この個人賠償責任保険に相手が入っていないと、相手に「治療費」「慰謝料(お見舞金)」「その他実費」を請求することになるので、かなり面倒になります。

相手が加入していた場合は、「保険会社に私(この場合は身内A)の連絡先をお伝えいただいて、保険会社からご連絡をいただけますか」と言えばOKです。

大体の保険会社は交渉サービスが付いているので

【けがをさせた側】⇒(依頼)⇒【保険会社】⇒(交渉・支払)⇒【被害者側】

となり、お互い直接話さなくてよくなるので、気持ちが楽だと思います。

もし、個人賠償責任保険に入られていない方は、この際にぜひ入られることをおすすめします。

我々の場合は、相手の方が個人賠償責任保険の入られていたので、ほっと安心でした。

保険会社との調整

保険会社との治療費、慰謝料(お見舞金)、その他実費の交渉、調整は自分で行うことになります。

今回の場合は、相手の方が「100%こちらが悪い」と認めていたため、「10:0」だったことから、こじれた案件ではありませんでした。

ただ、身内Aはむち打ちや頭を強く打ったことによる頭痛がひどく、整形外科に通っても効果がなかったことから「鍼治療」をしたいと訴えておりました。
しかし保険会社がなかなか首を縦に振らない状況が続いており、行政の無料弁護士相談を利用し、弁護士の方のアドバイスを聞きながら保険会社との調整を進めております。

コトー
コトー

結論が出次第、記事を更新します。

まとめ

スキー場で衝突されたらどうしたらいいのか?という記事でした。

楽しいスノボ、スキーがお互い台無しになってしまうので、くれぐれも怪我はさせない、ルールは守ることを心がけてウィンタースポーツを楽しみましょう!

スノボ
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