ただ単にきれいな写真を撮るのももちろん楽しいのですが、リセット癖のあるような、人疲れして無性に一人になりたい・・・と思うような人におすすめしたいです( ˘•ω•˘ )また、ひとりの遊び方②ではひとり旅の遊び方を紹介しましたが、星撮影をするようになるとひとり旅がさらにはかどります。昼間はスケジュールつめつめで遊んでいても夜は寂しい・・・だからひとり旅はなあ・・・と思う人もぜひ( *´艸`)
人疲れの解消
普段、人といて疲れたな~、一人になりたい・・・、すべてリセットしてしまいたい・・・なんて思う人いませんか?
何を隠そう、星を撮りに行くとこんな気持ちがちょっと楽になります。
というのも、星や天の川がきれいに撮れる条件をご存知ですか?
星(天の川)をきれいに撮る前提条件として、「明かりがないこと」が挙げられます。つまり、街灯がなく、車も通らず、なんなら人影もなく、月明りもない、こんな条件が必須です。つまり・・・暗くて超怖い!しかも、こんな場所は虫も多ければ、生き物も多くて草むらがガサガサいうことも多々あります・・・。思わず「ヒッ!」といいたくなるくらいのこわさ!
でも、この暗がりの中をひとりで過ごすというのも、普段の疲れの浄化になるように思います。星撮影に適した街灯がなく、車も通らず、人影もなく、月明りもない、こんな場所に一人でいるのは正直怖いです。ただ、こういう場所で撮影を終えて人里に戻ってきて街灯を見たときの安心感、自分以外に人がいるということの安心感は「一人になりたい・・・」という欲求を鎮めるとても良い刺激になります。
もちろん誰かと星撮影に行って、流れ星の数を数えたりワイワイするのも楽しいですよ( *´艸`)一度だけ自分もやったことがあるのですが、「流れ星!」「見えた!」「天の川もくっきり撮れてる」等々、盛り上がるのもそれはそれでいい夜の過ごし方です。
一人旅の夜におすすめ
一人で旅行をすると、つい夜は寂しくなってしまう・・・だとか、部屋でダラダラしてテレビを見て終わってしまってなんだかむなしい・・・とか夜の過ごし方が問題になってくる方もいらっしゃるかと思います。
お酒をしこたまのでさっさと寝てしまってももちろんいいのですが、そんな一人旅にこそおすすめなのが星(天の川)撮影です!
天の川が昇ってくる時間と方角を調べて、雨雲レーダーで雲の位置を調べて、街灯もないような真っ暗な場所を昼間のうちに探しておいて、そしてうまく星や天の川が撮れた時には最高の気分になれます。
星撮影の際は、分単位、場合によっては時間単位でシャッターを開けっぱなしにすることもあるので、その間ただ待っていることになるのですが、星見双眼鏡(倍率が低いもの)を持っていって星座を探したり、星を見るのに飽きたらkindleで本を読んだり(暗闇の中でも本が読めるのが、電子書籍のよさです)。明かりがないので、10分空を見ていれば何個も流れ星を見ることができます。
余談ですが、流れ星といえば、感動したのが2016年11月のしし座流星群です。会社からの帰り道、今日はしし座流星群だったなーと思いながら空を見上げて歩いていると、「火球」と呼ばれる非常に明るくて大きい流れ星が流れるのを目撃してしまいました!!歩いている人は自分以外に何人もいたのですが、火球に気が付いたのは自分と横にいた見知らぬおじさんだけだと思います。あれは本当に感動しました。いつか絶好の環境で火球を撮りたいというのが野望です(笑)
また、ひとり旅が趣味だ、というと聞かれるのが何しに行ってるの?という質問です。
何しに行ってるって・・・旅行ですけど!?とも思ってしまうのですが、これに対して
「星撮るんですよ~~」
と答えるとその後の会話も盛り上がり、撮った写真を見せたりなんかしてすごい!といってもらうとまた次の星撮影に向けてやる気がわいてきます(笑)
数々の怖い体験が自分の成長につながる・・・
この記事の後ろで星(天の川)撮影中の怖かった話を紹介していますが、こういう経験を積むうちにちょっとやそっとでは驚かなくなります。
これは星撮影中のみならず、普段の生活でも同様です。
なんというか、度胸が付く気がします・・・(笑)
星(天の川)撮影中の怖かった話
iPhoneの誤作動
星を撮っていた時にポケットに入れていたiPhoneが誤作動して急にしゃべり始めたことがありました。
ものすごいスピードで
「読み上げられるコンテンツはありません」
的なことを真っ暗闇の中でSIRIちゃんが喋った瞬間、心臓がきゅっとなりました。。こわかった。
iPhoneの読み上げ(ボイスオーバー)は解除しておくのが吉◎です。
気付いたら足元にGがいた
南の島で星の撮影をしていた時のこと。
この日は海辺近くの高台で撮影をしていました。雲も出てきたしそろそろ切り上げよう・・・と思い、三脚を閉じようと足元をライトで照らしたら!!!
元気なゴキブリくんが二匹足元から走り去っていきました。。こわかった。
心なしか白っぽい若い?ゴキだったように思います。。
天の川撮影から戻ったら部屋の前にカエルがいた
これも南国の離島でのこと。
部屋のドアを開けるとすぐ屋外というスタイルの宿に宿泊していて、例のごとく天の川撮影に出かけました。
そして2時間後に部屋に戻ってきたところ・・・
部屋の真ん前にミヤコヒキガエルがいる!!!!!!
※ミヤコヒキガエルとは
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/40050.html
つまり普通のカエルより大きいのです。絶対10cmはありました。
しかもですよ。
ジャンプ力がすごいのです。
やつらは特に夜になると群れながら道路に出てきて、車にひかれそうになるとびょんっっっっ!!!と飛ぶのです。
で、車にぶつかってごんっっっ!!!というにぶい音をたてます。。
あんな勢いで自分に飛んで来たら気絶する自信があります。
で、このカエル。部屋の前に鎮座していて、石ころを投げてもピクリとも動きません。
レンタカーを借りていたので車中泊も本気で考えるレベルでした(笑)
結局何か長いものでつつこうと思い、やっとの思いで長柄の箒を探し出してもってきたらいなくなっていました。
こわかった。
近くの草むらに絶対何かいた
北国の湖で撮影中、クマの恐怖におびえながら撮影していたときのこと。
近くの草むらがガサガサいっていました・・・。
真っ暗闇ですよ。で、月明かりもなくて街灯もない・・・クマか!?と思うのも無理はありません。こわかった。
車のロックブザーが作動
お分かりだと思いますが、自分は怖がりです。
暗闇とか超怖いから!!
でも、結局一人になりたい病の解消にもなりますし、病みつきになって星撮影はほそぼと続けています。
話がそれました。
暗闇の中車で天の川が南中するのを待っていた時のこと。
キーを使って車のカギを閉めたにもかかわらず、誤って内側からカギを開けてしまいました。
こうすると、盗難防止用のブザーが大音量で鳴ります。。。
文字にするとあまり怖くなさそうですが、あの暗がりの中、大音量のブザーが鳴るというのもめちゃくちゃ怖いんですよ・・・。
キャンプ場の袋小路に迷い込む
北国での話。
ロケハンをする時間がなく、ぶっつけ本番で目星をつけていた初見のキャンプ場に向かったときのこと。
Freed+というファミリーカーがこの時のレンタカーでした。
その少し大きめのファミリーカーでキャンプ場の奥に乗り込んだところ・・・
袋小路や!!!!
しかも街灯もないし真っ暗!!!なんも見えない。。。
道幅も片側通行しかできない程度にしかなく、しかも片側は崖、もう片側は山で絶体絶命のピンチ。
半泣きでちょっとずつ転回し、ぎりぎりのところで脱出成功。。
後ろを残雪でごりっとこすったのはここだけの話です。
まとめ
星を撮るというのは一人旅も豊かにしますし、非日常経験も多々することでなんとなく気持ちがすっきりしたり、ほんの少し成長したりプラスのメリットもいろいろあります!
まだ星を撮ったことがない・・・というソリストの方!星撮影おすすめですよ~~( *´艸`)
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