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何千冊も本を読んだ私が読書のメリット・デメリットを綴る

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物心ついたころから、本を読むのが好きでした。図書館で1人が借りられる本の冊数は6冊、母の枠と合わせて12冊を土曜日に借りてきても月曜日には読み終えているような子どもでした。読んだ本の冊数はもはや数えてはいませんが数千冊にのぼると思います。

欲しいといえば、本だけは何冊でも買ってもらえました。
その代わりポケモンとかのゲームは買ってもらえませんでしたが・・・(笑)

やることがなくなれば本を読む、そういう幼少期を送り大人になった私がどんな環境に育ったか、本を読むメリット・デメリット、どんな大人になるのか(一例)をまとめてみたいと思います。

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子供の私が読書好きになったきっかけ

これは両親に直接聞いてみても「気付いたら読んでいた。別に本好きに育てたかったわけじゃない」と言われ、親目線での答えが難しいのです。

親が本を読んでいると子供も読むようになるとか言いますが、母はあまり読書好きではなかったんじゃないかなあと思います。正直、ほとんど本を読んでいる姿を見たことはありません。
一方の父は本を読む習慣はあったものの、いかんせん単身赴任が長かったのでその影響については懐疑的です。

でも、自分なりに思い当たることをまとめてみると・・・

  • ○○なんだよ!(本で読んだ知識)と報告すると、そうなんだ、知らなかった!と言ってくれる
  • 祖父母、両親が何冊でも本を買ってくれた
  • 本を読んでいるときは一切邪魔をされなかった
  • いつでも本が取り出せる環境だった
  • 1歳のころから毎日親が読み聞かせをしてくれた

このあたりが大きいように思います。

特に1番目!
読んだ本から得た知識を○○にこう書いてあった!と報告すると、「そうなんだ、知らなかった!」と言ってくれるのがとても嬉しかったんですよね。
それであんなに狂ったように本を読んでいたのかも。もっと教えてあげなきゃ!みたいな思いもあったのかもしれません。

コトー
コトー

これ、ちょっとしたところですが、子どもを読書へ向かわせる1つのポイントだと確信しています。

ゲームは買ってもらえませんでしたが、その代わり本はいつでも何冊でも買ってもらうことができました。冒険アドベンチャー系の本が好き!と言ったら、世界各国の有名冒険物語をプレゼントしてもらったこともよく覚えています。

コトー
コトー

冒険物語が好きな孫のことを、「どっかにいっちゃうんじゃないか」っておじいちゃんは心配したみたいだよ

本を読んでいるときには決して親は私に話しかけることはありませんでした。
それどころか、別の部屋で静かに過ごしてくれていたようにも思います。

そして、本棚が子供にも手が届く背の低いもので、いつでも自分で本を取り出せる状況だったこともまた一つ、読書へのハードルを下げるポイントだったかもしれません。

よく言われることですが、子どもが本を読むきっかけになるといわれる読み聞かせは1歳のころから両親が毎晩していたようです。
大体父は単身赴任でいなかったので、もっぱら読み聞かせは母の担当でした。
母の読み聞かせはとても面白くて、心底感情を込めて、物語の登場人物になり切って読み聞かせをしてくれるのです。オリジナルソングまで歌ってくれたなあ(笑)

コトー
コトー

大人になったいまでもよく覚えています

「なぜ本を読み始めたのか?」の明確な回答ではありませんが、当事者として思い当たることはこんな感じです。

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読書のメリット

読書をすると社会的な大人になる~とか、論理的な大人になる~とか高所得な大人になる~とか言われていますが、正直そんなこと証明できません。今の有名な起業者は確かに読書習慣があるようですが、読書をする=孫さんみたいになれるとは、全く思えないんですよね。

ですので、自身の感じる目先の利益についてお話します。

私が子供のころから大量の本を読み続けてよかったなあと思ったことです。

読書のメリット その1【現代文はコツをつかむと勉強不要】

大学受験のとき、現代文については勉強不要でした。古文・漢文はさすがに多少勉強しなければなりませんでしたが、現代文、いわゆる現国の勉強時間は0です。もちろん模試やテストを受けて間違えた設問については、どの部分を読み違えたのか程度の復習はしていました。でもそれだけです。

コトー
コトー

中学受験でよい先生にあたり、根本的な問題の解き方、作問者の意図を教えてもらったことも運がよかったのですが。

これは子どもにとってはなかなか大きいメリットでした。その分、数学や英語などそのほかの科目に力を注げるからです。おかげで大学受験の際は短期集中のスパート型、部活引退後の高校3年生の6月に受験勉強を始め、息もたえだえになりながらも国公立に滑り込むことに成功しました。

読書のメリット その2【様々な本を読んでいる同士はわかる】

「本を読んでいようといなかろうと、話していてわかるものではない」と巷では言われますけれど、たくさん本を読んでいる同士はなぜかわかります。

私自身、初対面に等しい人にも「コトーさん、本読むね?」と、何度も言われたことがあります。もちろん、その人の前で無礼にも本に熱中していたわけではありません。

そういう「本を読む同士」であるとわかると、実は陰でこっそりよくしてもらえたりしています。雑談で貴重な情報を教えてくれたり、助言をくれたり様々です。

ちなみに、自分もなんとなく相手が本を読んでいるかはわかります。本で使われる言葉って、日常会話で使わないことも多いのです。そういうワードを自分の言葉として会話の中で使う人は、たいていたくさん本を読んできた方です。

そろクマ
そろクマ

※単に難しい言葉を話したがる人間になってはいけません

読書のメリット その3【速読が勝手に身につく】

最盛期には文庫本1冊30分で読めるような速読野郎でした。

今は、普通の文庫本であれば2時間はかかるでしょう。仕事もしているため、月に3、4冊程度しか読んでいません。
本を読まなくなると、だんだん速読の力は落ちてくるように思います。

左手に持つ紙の量が少なくなるにつれて「このまま本を読み進めたら終わってしまう!」という思いに囚われます(笑)まだ読み終わりたくない、でもここで終わりたくない・・・こんな葛藤もあったりします。

コトー
コトー

そのため、ゆっくり本の世界に浸りたいときは精読で時間をかけて読むことも。

「速読をすると頭がよくなる」というようなことも言われていますが、正直それについてはわかりません(笑)
控えめに言っても自分は普通の人間です。

でも、ゆっくり物語に浸ることもできるし、1つの世界を2時間で体感しきることもできるのは、速読の1つのメリットだと思います。

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読書のデメリット

読書のデメリット その1【逃げの読書!】

そう、この逃げの読書!

テスト前など、勉強中に本を読みたくなる衝動が抑えられず、気づいたら本を読んでいたということもしばしば。

そろクマ
そろクマ

勉強そっちのけだったのを知っている

コトー
コトー

すみません・・・

こうなってしまうとどうしようもなく、正直中学、高校のころの成績は惨憺たる結果でした。高校3年生になって大学受験で合格しなければならない、現状の偏差値から30上げなければ、という明確な目標が生まれた結果、ようやく本のない環境で勉強をすればいいんだと気が付きます。部屋の半分を占めていた本棚を撤去し、本は段ボールに詰めて勉強用の部屋を作り出すことで、逃げの読書をやめることができました。

本を読んでいて成績が悪いというお子さんがいる方は、子供部屋に本棚を置かないことも手です。また、逆に言えば子供部屋に本を大量に設置するのも、本を読む習慣をつけるにはいいのかもしれません。

読書のデメリット その2【逃げの読書!その2】

これ、逃げの読書!を逆手にとって良い方向に使ってみた結果です。
嫌なテストさえ忘れられる読書を気分転換に使ってみたらどうなるか・・・?そう、「逃げの読書!その2」は大学時代に身に着けた究極の気分転換法です。

コトー
コトー

デメリットでもないのですが、流れ上この項目に入れておきます。

大人になった今、会社でへこむ失敗をすることもあります。プライベートで手痛いミスをすることもあります。なぜかわからないけれど、厭世観にとらわれてどうしようもないこともあります。

こういう、「うわああああああ!」というような時にこそ、本を読みます。

ジャンルは何でもいいのですが、その本の世界に入り込める本を選んで読むのが◎です。
比較的こういう時は現実とかけ離れたSF系を読むことが多いです。

最近読んだ気分転換に良い本のまとめ(準備中)

そして、逃げの読書!をたしなんだ後はさっさと寝ます。

本を読み終えたらスマホなど見ずにそのまま就寝!そうすると、大体翌日は元通りです。もちろん失敗の反省は致しますけれどもね。

読書のデメリット その3【視力が悪くなる】

やはり子供は熱中すると、顔を本に近づけて読んでしまいがちです。

私はそれに加えてハリーポッターが悪かった。

そろクマ
そろクマ

人のせい!?

ハリーポッターと賢者の石だったと思うのですが、主人公のハリーがベッドの中で明かりをともして本を読むような描写がありまして。
なぜかそれに憧れて布団を頭からかぶって中で懐中電灯をつけて本を読んでいました(笑)
小学校3年生くらいからそれにはまって、視力は急降下!

コトー
コトー

それさえなければ視力も悪くならなかったかもなー(^_-)-☆

良い子の皆さんは消してマネしてはいけません。

読書していても意味がなかったこと

読書の効果がないこと その1【読書感想文】

読書感想文は苦手でした。

これ、正直なところ反省点です。

小学生になると長期休みには読書感想文の宿題がでました。多分、今の義務教育でもそうですよね?

コトー
コトー

この読書感想文が本当に嫌いで嫌いで・・・。

とにかく何を書けばいいのかわからない。主人公がどう思ったか?いや、そりゃこう思ったにきまってる。で、それがどーしたのさ!?と。当時を今思い起こしてみればこういう心境です。あの当時、なぜ読書感想文が嫌いだったのかもわからなくて、毎年毎年苦しい思いをしました。

嫌いな理由がわかってさえいれば、アドバイスをもらえたのに。これは、本を読んでいるからと言って自動的に身につくものではなかったようです。

読書の効果がないこと その2【人前でしゃべること】

孫正義氏など、日本の経営者にも読書習慣があることで有名な方は多々いらっしゃいますね。

私にも彼らにも読書習慣がありますが、読書をしているから人前でしゃべるのが得意になるということは全くないです。
ただ単に、それは孫正義氏やビル・ゲイツ氏、柳井正氏をはじめとする経営者の尋常ではない努力のたまものだと思います。

コトー
コトー

私は人前で話すのがすごく苦手なんですよね。。。
すぐ緊張して、舌がもつれて全然言いたいことが言えなくなってしまいます。

あの一瞬の血圧を測ったらめちゃくちゃ高いんだろうなあ。(緊張と焦りで)

素晴らしい先人たちに倣って、私も練習あるのみ!ですね。頑張りたいと思います。

読書の効果がないこと その3【国語のテストの漢字】

読めるんですが、書けません。
国語のテストでは漢字さえ合っていれば90点いったのに!ということもしばしばありました。

読書をしている中で読み方がわからない漢字は親に聞くなり、調べるなりしていました。
でも、書き取りの練習をしていなかったため、読めるけど書けない、イメージでは思い浮かぶんだけど書けない。。。

とてももったいなかったです。

コトー
コトー

マークシートは無双

そろクマ
そろクマ

自慢になりません!

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読書好きな子供の将来

本の虫だった子どもがおとなになるとどうなるのでしょうか。

私をモデルにして紹介いたします。

~小学生

幼いころから目の前に本があると読まずにはいられない活字に飢えた子どもでした。
暇さえあればとにかく本を読んでいました。

3歳のころにはすでに図鑑レベルの活字であれば自分で読んでいたのを覚えています。親が読み聞かせをしてくれているときも、親が読むスピードより自分の目で読むスピードのほうが速かったので、早く次のページにならないかなあとそわそわしていました。

小学校に入学した後も、もっぱらの趣味は読書でした。
休み時間中に本を読むと、集中のし過ぎで誰とも話せなくなるので、学校では意図的に本を読まないようにしていました。

そろクマ
そろクマ

本当かよ・・・

 

コトー
コトー

いや、ちゃんと言うと、一回失敗したことがあって。

そう、一度失敗したことがあるのです。
小学生低学年のころ、休み時間中に夢中になって本を読んでいたら、友達がしゃべりかけてくれているのに全く気が付かず、無視した形になってしまったことがありました。

コトー
コトー

それでちょっともめてしまったんだよね

その一件以来、休み時間中は本を読まないことを決意。

小学校の間、中休みや昼休みは大体男の子たちと混ざって、ドッジボール、どろけいなどで遊んでいました。
高学年の頃は、リレーの選手でもあったのでそれなりに活発な小学校時代だったんだと思います。

もちろん、家にいるとき、休日はひたすら本にまみれていました。

~高校卒業

中学から中高一貫の私立に入学しました。

特に部活は何に入るか全く決めていなかったのですが、たまたま席の近かった同級生がバスケットボール部の体験入部に行くというのでついていきました。

そして、そのまま勢いで入部!
運動は比較的好きなほうで、足も速かったのですが、バスケはどうしても苦手で。。。そんな自分が勢いでバスケ部に入ったことが今でも不思議でなりません(笑)

ちなみに一緒に行った友達は入部したものの結局1年ほどで辞めてしまいました。

一方の私はそのまま高校3年生の6月までバスケ部を続けることになります。

コトー
コトー

中高一貫なので部活も通しなのです

高校1年生の途中になるまでへたくそでへたくそで。
へたくそなのに更に練習もさぼりがちで、利き手のドリブルもままならない有様でした。下級生のほうが上手いのを目の当たりにした時にはさすがに凹んでいました。

でも、急に(このままじゃいけない)という気になり高校1年生の夏休み以降、読書で培った集中力(!?)を生かして練習に打ち込むことに。朝も昼休みも放課後もひたすら練習した結果、高校2年生になったころにはスタメンをget!

今でもこの時のことを考えると、チームメイトは本当に大人だったなあと思います。
普通、「さぼっててへたくそだった奴が急に練習をし始めてスタメンをとった」なんてむかつくと思うのですが、最後までそのことはおくびにも出さずに接してくれました。

コトー
コトー

バスケ部のチームメイトとは今でもたまに会っています

なお、こういう感じでも、本は相変わらず結構なペースで読み続けていました。

~大学卒業

大学生になり、個人競技がやりたい!と一念発起。未経験なのに、体育会系空手道部にはいりました。

空手の流派は寸止めの流派と聞いていたのですが。。。
入部したら青あざができまくりです(笑)

それとなく先輩に滲み出しをしてみると、

俺たちは未熟だからあたってしまうんだ!押忍!

という返事。

ま、それはそうかも。

意外と面白かったものの、バスケで痛めていた膝がどうしようもなく痛くなり、やむなく引退。

その後、インカレバスケサークルを立ち上げて会長をやったり、バイトに邁進したり、もちろん勉強に打ち込んだりアクティブな大学生活を送りました。

高校生までと比べて読書の冊数自体は減ってきてはいたものの、それでも月に10冊は読んでいたと思います。

ちなみに「嫌なことがあると本を読む」確固たる習慣は、大学生時代に作られました。
中高時代にも、テスト前に本を爆読みするクセはありましたが、意識して気分転換に読むようになったのは大学生くらいからです。

コトー
コトー

私はこれを逃げの読書!と呼んでいます(笑)

~現在(社会人)

大学卒業後、新卒で今の会社に入社。

マーケティングをやったり、お金関係の業務についたりしました。
忙しい部署もそうでもない部署もありましたが、いやなことがあると本を読んでさっさと寝て翌朝には復活!

そう、これが秘儀、逃げの読書!

反省するべきところは猛省して、前向きに業務にあたっているつもりです。

プライベートでは、一人旅にはまり日本の離島を旅したり、初海外×ひとり旅を敢行したり、JALマイルを集めて修行僧になったり(現在進行形)しています。
冬は土日になると雪山に籠ってスノーボードをしたり、普段はたまーにバスケをしたり、ボルダリングやダーツにいそしんだりしています。

いいたいこと。

本の虫でも、それなりにアクティブに育つ。

読書好きな子供が心配

  • 学校から帰ってきて宿題が終わったら寝るまで本を読む
  • 寝たと思ったらベッドの中で懐中電灯をつけて本を読んでいる
  • 大人は朝寝坊できる土曜日、日曜日の朝、ベッドに子供がいないと思ったら起きてリビングで本を読んでいる
  • 出かけるとき車の中でも本を手放さず、挙句の果てに車酔いをしてぐったり

はい、これすべて私です。

改めて文字にしてみると、お母さんお父さんはこういう子供の姿を見て「本好きなのはいいけれど、うちの子大丈夫かしら・・・」と不安になるかもしれないなあ、ということでうちの両親に聞いてみました。

コトー
コトー

こんなんだったけど心配だった?って。

その回答がこちら。

いや、ぜんぜん?むしろ集中しててすごいなーと思っていただけだったよヽ(^o^)丿

ですって。
子供がこのまま本の虫になって、社会のイモムシになってしまったらどうしようとか思わなかったってことなんですね。。。。

ま、でも繰り返しにもなりますがこんな子供時代を送っていてもちゃんと、それなりにコミュ力のあるアクティブな大人に育ちますので心配している親御さん、大丈夫ですよ。

ただ、自分はどの年代でも体を動かすのは好きだったので、本の虫でも体を動かす習慣はつけておいたほうが間違いなく良いと思います!

読書の効果・メリットとデメリットのまとめ

まとめです。

【読書のメリット】

  • 現代文はコツをつかむと勉強不要
  • 様々な本を読んでいる同士はわかる。陰でこっそりよくしてくれることも
  • 速読が勝手に身につく
  • 【デメリットがメリットに】強制気分転換になる

【読書のデメリット】

  • 逃げの読書!で勉強から逃げる(人もいる)
  • 視力が悪くなる

本を読む習慣で得たメリットとデメリットについて書き連ねてみました。

読書のデメリットでは本が好きすぎて勉強そっちのけで読書をしたり、ハリーポッターに憧れて視力を悪くしたりしてしまいましたが、読書のメリットは結構自分にとってはプラスなことが多いかなと思います。

特に強制気分転換の威力は絶大です(笑)

以上、コトーがお送りしました。

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