そろログの絵本レビュー連載、管理人コトーが5歳頃に読んでいた絵本と、大人になってもその絵本について覚えていることや当時の感想などをまとめていきます。
5歳くらいに読んでいた(読み聞かせされていた)絵本は段々、文字も多くなってきていました。
そのころは福岡にいて、おじいちゃんから絵本が送られてくるのを楽しみにしていたなあ…。
楽しいストーリー わぁ!と面白い絵本
絵がきれい きれいな絵が目を引く絵本
悲しいストーリー きゅっと心が痛む絵本
ミリオンセラー Wikipediaのミリオンセラーの絵本一覧に掲載されている絵本
おすすめ コトーがお気に入りだった絵本
この記事は「5歳」くらいに読んでいた(読み聞かせされていた)絵本についてです
みつばちマーヤの冒険
絵がきれい
◆作品情報
作者:ワルデマル・ボンゼルス
絵:熊田千住慕
出版社名:小学館
初版:1996年10月
まるで図鑑のような繊細なタッチで描かれたみつばちマーヤの冒険物語。花や昆虫の描写が美しいです。
子どもながらに「この絵本は他とは違う絵だなあ」と思ったのを覚えています。なお、熊田千佳慕さんはグラフィックデザイナーの熊田五郎さんが絵本作家として活動される際のペンネームです。
スズの兵隊
悲しいストーリー
◆作品情報
絵:マーシャ・ブラウン
訳:光吉夏弥
出版社名:岩波書店
初版:1996年11月
アンデルセンの不朽の名作、スズの兵隊。
スズの兵隊とバレエの踊り子の恋の物語です。
紙の踊り子が燃えてしまい、兵隊もハート型の小さなスズのかたまりになってしまう最後のシーンはただただ悲しいです。
きつねのぱんとねこのぱん
楽しいストーリー おすすめ
◆作品情報
文:小沢正
絵:藤枝リュウジ
出版社名:国土社
初版:1996年12月
読み終えた後とてもほっこりするお話です。
きつねもねこも相手のパンのほうが美味しいと思い込み体調を崩して入院してしまいますが、病院で再会して仲良くなり最後は一緒にパン屋さんを開きます。
トレバー、がんばって
◆作品情報
作者:ロブ・ルイス
訳:はしもとめぐみ
出版社名:ほるぷ出版
初版:1996年2月
いまはもう販売されていない絵本です。中古ではわずかに在庫があるようです。
何度も失敗をしながらおばあちゃんへのプレゼントを考えたこと、失敗続きのトレバーに対するおばあちゃんの優しい言葉が心に残ります。
がまんだがまんだうんちっち
◆作品情報
著・イラスト:梅田 俊作、梅田 佳子
出版社名:岩崎書店
初版:1981年7月
うんちが我慢できなくなってしまったみおくんの物語。おかあさんの優しさがしみいります。
私も学生のころ、早朝腹痛を起こしてしまい半泣きでたまごやさんのトイレを借りたこともありました…。
エルマーのぼうけん
楽しいストーリー おすすめ
◆作品情報作者:ルース・スタイルス・ガネット
絵:ルース・クリスマン・ガネット
訳:わたなべしげお
出版社名:福音館書店
初版:1963年7月
絵は少なめですが、わくわくする冒険物語。
シリーズで、エルマーのぼうけん、エルマーとりゅう、エルマーと16ぴきのりゅうがあります。
毎日1章ずつ読んでもらっていました。
おしゃべりなたまごやき
楽しいストーリー おすすめ
◆作品情報
作者:寺村輝夫
絵: 長新太
出版社名:福音館書店
初版:1972年12月
大好きだった絵本TOP5に入る絵本。
にわとりを逃がしてしまうお茶目な王様と、「知らない」といううそがいつバレるのかハラハラドキドキの展開が面白いです。
それにしても卵にすべてばらされてしまうとはびっくりです(笑)
きょうはなんのひ?
楽しいストーリー おすすめ
◆作品情報
作者:瀬田貞二
絵:林明子
出版社名:福音館書店
初版:1979年8月
私もまねして両親に手紙を仕掛けて遊んでいました。
両親の結婚記念日を思うまみこの優しい心遣いが素敵なストーリーです。
ひとまねこざる
ミリオンセラー
◆作品情報
作者:H.A.レイ
訳:光吉夏弥
出版社名:岩波書店
初版:1979年8月
H.A.レイ夫妻のひとまねこざるシリーズ。
ヴァイパー・インタラクティヴによって1998年から出版されているおさるのジョージシリーズは、ひとまねこざるシリーズが原案となっています。
いたずら好きのジョージから目が離せません。
まとめ
5歳のころに読んでいた(読み聞かせをされていた)絵本9冊について書きました。
私のお気に入りだった絵本おすすめは以下の4冊です。
もし、どれか一冊選べ!と言われれば、おしゃべりなたまごやきを選びます!
王様の味方になって考えるのか、にわとりがいなくなってしまって大騒ぎしている人の気持ちで考えるのかでいつもハラハラしていました。
5歳頃はええーーー、どうしよう!とか、ドキドキする絵本が好きだったみたいです。
以上、コトーでした!
コメント